ワナ猟は奥が深い〜

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今期は、銃猟よりワナ猟のほうに力を入れております。

11月1日より解禁となり、一人30機以内のワナ設置が認められています。しかし、そんなに仕掛けると毎日見回りにいくのが大変。なので、15機ほど仕掛けていますが、これがまた色々と勉強になっています。

ワナの仕掛ける位置や、餌の種類、餌の置き方で沢山獲れるかが決まります。今までで沢山獲った人でも、毎回悩みながら設置しているそうです。

鹿は、餌に近づくと口を出して食べますが、前足は口との距離を30センチで止めます。なので、その位置にワナを仕掛ければ絶対に獲れる。。。と思いきや、餌の横から取ったり・・・・そんな駆け引きをしながら鹿・猪・猿・狸・ハクビシンがワナにかかってくれました。

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鹿が頭を突っ込むタイプのワナと、通り道に仕掛けるワナの2タイプです。凍らないように融雪剤を撒いておきます。特にワイヤー部分は重要なので念入りに撒きます。

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鹿も草の上を歩くより、地面の見えるところを歩くことが多いようなので、振るいで土を撒いてふわっとした状態でワナを仕掛けてあります。

ワナには餌も必要です。キューブタイプの草とか岩塩とか醤油とか。毎日かかさず撒いておくと、次の日にはかかっていることが多いです。雨の日の翌日は特にかかっていますね。

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日光市では、狩猟で獲った獲物に報奨金が出ます。鹿は5000円(所得税を引くと4480円)、猪は1万円(所得税を引くと8960円)です。鹿の場合尻尾を提出します。猪の場合は尻尾と写真の提出となります。その他色々な書類もありますが、毎日書いていれば苦にはなりません。

今期11月1日から2月28日までの猟期で獲った獲物の数は、鹿が71頭、猪が9頭でした。獲っても獲っても増え続ける有害動物。農家の方たちに少しでも役に立ってくれればいいのだけど。。

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