
しかし、そういった努力もむなしく、所有者様は他社への媒介へと変更します。
誠意の伝わらない・無償な行為は無駄だったのか・・・と残念でなりません。

1、土地建物が誰の物なのか。謄本を取ればわかります。
2、評価証明・公課証明を市役所でとって、所有物の一覧を確認しましょう。
3、土地建物のための書類があるか、調べてみましょう。①建築確認済証 ②建築図面 等
4、近隣の所有者様たちと取り交した境界協定があるか、または、私道等の状態を確認
5、室内・外部の状態。最近修理した記録の書類 現地の状態はどうなっているのか。
このように色々と所有物の事を知っていれば、少しでも高く売ることが可能となります。
知らずして、やらずして、高く売ろうとするのは無理というもの。
まず、所有者様の努力も必要です。
私は、元々左官の職人なので、家を作る気持ちから始まっています。綺麗に住んでもらいたい。というのがスタートです。新しい土地に住み、地元の空き家対策や高齢化防止に力になれればという気持ちで不動産屋を開業しました。
なので、誠意の伝わらない依頼者とは媒介契約はいたしません。
たまに、かなり上から目線で、あんたのところに頼んでやってる。という相談者がいます。全て断りします。あなたの物件を売る手伝いをするのに、非協力的な方や告知義務を果たさない方、嘘が多い方、もっての他です。
騙されて買って方に申し訳ないし、とばっちりがこちらにもきます。
相続でどうしようもなく、困っている・歳で何をしたらいいかわからない、という方には誠意が伝わるように、努めていくつもりです。当然、購入してくれた方にも引き継いで、売りっぱなしということもしません。新しい住民となった町の自治会つなぎもいたします。
なので、私、購入する方の人間性も見ますので。どんなにお金に余裕があっても周囲の方と付き合いができそうにない方との販売はいたしません。
わがままな不動産屋かもしれませんが、一つ一つの物件を大事にこなしていきたいので、ガツガツと営業はいたしません。楽しく営業ができ、関係者の方が笑顔になってくれればそれで満足です。