どんなことができるの?
代表の太田は、左官業を40年務め、一級技能士・二級施工(仕上げ)管理者として多くのことを学んできました。
建築関係ならほとんどのことができます。
例えば、ブロックを積むために重機を使って基礎を掘ります。
そのためには重機の資格を取らないといけません。
そこで、大型特殊の免許をはじめ、建設系機械・整地・不整地運搬車・解体・フォークリフト・小型移動式クレーン・玉掛け・高所作業者といった技能資格を取得しました。
特別教育としては、伐木伐採70cm未満・研削砥石交換の他、多数を取得しました。
しかし、それだけでは足りません。
作業主任者として活躍するために取得した地山掘削・足場組立・型枠支保工・ガス溶接・酸素欠乏2種・石綿取り扱い・鉄骨組み立て解体・コンクリート解体・有機溶剤、これらを取得することで、多くの作業を一人でこなせるようになりました。
建設現場で働いていると、怪我をする事、遭遇する事が多々あります。本当は合ってはいけないのですが、事故を起こしたくてする方もいないでしょうが、そんな時に見ているだけで何もできない人がほとんどです。自分の事だけでなく、他人の事や現場の事を考え、応急手当くらいはできるようになろうと思い、「応急手当普及員」という資格をとりました。その資格をとったことで、現場内や社内で安全大会を開き、講師として応急手当の仕方等指導することもできるようになりました。
また、震災前より、介護に興味のあった私は、大型2種免許を取得して、東京消防庁の下で行われている「患者等搬送乗務員」の資格も取得。
それによって、東日本大震災の時に移動することのできなかった患者さんたちを都市部の病院に搬送することができました。
不動産業「日光地所」開業の意思
日光の老若男女、皆んな困っているという事に気づきました。
小さな作業を誰に頼んでいいのかわからない・・・
こんなことを頼む人がいない・・・
今から14年前の平成25年に、私の技術が活かせるのでは?
ということから一念発起し、なんでも屋の「すぐ来るべんり屋」を発足しました。
新築の建物を作る喜びもありますが、作った後のメンテナンスや、困った方の問題を解決をするために今後は力を入れてみようと思い、人のために便利に使われるという仕事を始めて10年が過ぎた頃、お客様だった方たちが、「家を売りたい」という話が増えてきました。長年住んできた家に、高齢化した家族を一人にしておけないと、引き取られていく姿を見ながら、売られていく家。家財道具の廃棄は心苦しいものがありました。
そんな家を再度、リフォームして、新しい家庭のために作り直して売るという仕事を始めてみようと決意したのが令和元年でした。現在住んでいる地域も多くの空き家があります。相続したものの、不用品がたくさんありすぎて、どうすることもできない。なので、「何もしない」という事になっています。
そこで、日光に家を買ったときにお世話になった、宇都宮の「株式会社SRS」不動産に席を置かせていただき、不動産の勉強をさせていただきました。令和6年3月に不動産開業の免許を取得し、今に至る訳ですが、不動産って簡単に見えますが、勉強をすればするほど大変な職種だとわかりました。その勉強も嫌々ではなく、勉強嫌いな私が率先して勉強したいと思うくらいなのです。そして楽しい毎日です。今までの経験が活かせ現場技術のノウハウの知識も利用でき、そんな「不動産業」は私の天職だったのかもしれません。
令和7年には、以前に取得した「石綿取扱い主任者」の上位資格である「一般建築物石綿含有建材調査者」の資格を取得し、現在お住まいの家にアスベストは混入しているのか等を調査して、居住者に報告することで、家のリフォームの時の不安や解体時の料金に役に立てるようデータ作成をするといった作業も始めました。
家に思い入れがある、しかし何をしたら良いかわからない。誰に頼んだらよいのか? そんな不安を少しでも解消できる力添えをしたいと願っています。そして、次に購入される新しい家族のために、住める家を提供したいと思っています。
この願いが皆様に伝わりますように。これからもお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
代表 太田