基礎を塗って欲しい。カウンターの土台をなんとかしてほしい。という依頼でした。久々の左官職としての依頼です。
基礎を見ると凹凸が激しく、土台から-15のところもあれば+10のところもあります。
新規に淵木を設けて、ギリギリ均一の塗りに挑戦いたします。
古いコンクリートには、コンクリート再生用の液体を塗り、強度を復活させます。乾いたら酢ビ系の接着剤を塗り少しの乾燥を待ちます。
その間、材料を練る用意をします。
今回用意した材料は、アクリル系の溶剤・わらすさ・主材(秘密です)、そして松煙。
黒漆喰のように見えますが、そうではありません。乾いてくると少し色があせると思いますが、色抜けしないように調合したつもりです。
本日の続きの作業として、カウンターの土台をモルタルによって作りました。
アンカーを固定して、型枠でレベルを出し、固まったらその場で土台用の木を取り付け固定しました。
後日は、カウンターの骨組を作ります。