2024.12.26 元べんり屋の作業 元左官屋 元左官屋の作業 (便利屋のような作業) 左官作業の依頼・和室塗り壁 塗り壁の上からクロスを貼って10年。下地から剥がれているのを直しにきました。 聚楽壁の素材に強度はないので、クロスを貼る事自体無理があったんです。 クーラーも撤去します。 クロスは全て剥がしていきます。聚楽が引っ付いて、重いクロスです。 クロスを全て剥がしてから、聚楽を剥がしていきます。 今回は水分を使わない剥がし方のため、埃がかなりでました。 幸い、下地がしっかりしていたので、剥がすのは楽でした。 剥がしたら、箒で細かなチリも掃除います。 さて、下塗り材を塗っていきます。 いくらかでも聚楽は残っていますし、あくや黄ばみも出たりするため、下地に強度を持たせる塗りです。 前面塗りをしましたが、乾かないと仕上げできないので、早く乾いてくれる事を待ちます 掃除に始まり、掃除で終わる。特に養生したりしません。「私、材料落とすような下手な職人ではないので」 翌日、しっかりと乾燥した下塗り壁。これでもかなり綺麗なんですよね。 実際に、このままでいいというお客様もいます。この下地ならクロスも貼れますし。 仕上げ材を用意して練っていきます。 久しぶりの左官作業ですが、30年もやっているので、水の量とか、硬さとか感覚でやっています。 仕上げ塗は、材料の練った量で壁を選んでいきます。1回練ると畳2枚くらい塗れます。 朝から始めて昼前に終わりそうです。 乾燥している今の時期は最高にやりやすく、ダレたりマダラになったりもせずに塗り終わりました。 久しぶりの左官作業でしたが、3日で終わらせることができてよかったです。 仕上げ塗してから後日、クーラーキャップやコンセントを取り付けて完了。まだまだ左官屋としていける? でも、とても疲れました。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする 玄米パンを作ってみたよ・・その2 前の記事