椅子の修理作業

近所に住む方から、「椅子を直してほしい。」という依頼をうけ、早速取りに行くことにしました。長年雨さらしになっていたせいで、木の部分は腐って、鋳物も苔が生えていました。

今回の修復は当便利屋に出入りしている方にやってもらうことにしました。今は、副業みたいなので独立するようなことがあったら、また、ここで紹介することにいたします。

器用にも、右手で指さして、左手で、カメラを操作しています。指差しはいりませ~ん。見ればわかりま~す。。。

指先の部分の木部は再生できない状態です。ネジのところが全て腐っていて、ネジも取れませんでした。

座るところの板も腐っていて再生不能でした。

いきなり、仕上げてしまいましたが、製作中の写真は撮っていなかったようです。そんなところがまだまだかな~。。。

材料となった木材は依頼主様の蔵の中の物を使わせていただきました。約10年以上も放置された木材は十分乾燥され、けやき材の良いものでした。一枚板を背もたれのところや座席のところに使い、半端の板は背面の廻り縁と、座席の補強に使いました。

鋳物部分も銅の色合いを新調するように見せる塗料を使い、重厚感があるようになりました。

使い慣れた物を修復したいというお気持ちを大事にとらえ、新品の値段にならないよう作業いたしました。これで10年はもってくれることでしょう。。。

製作期間おおまか2日。。以内。。

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP