床がグニョグニョして怖いのでなんとかしてほしい。。。という依頼をうけて、私の休養日を使って早速直すことにいたしました。
古い床材は合板べニアで作られたシンプルなフローリングです。床材が弱ったことからグニョグニョとした歩き辛さになってしまったようです。根太は松材、これはしっかりとした物でした。
今回、古い根太も全部撤去します。床は2枚貼りにするために旧根太の位置では高すぎるのです。そして、新しい松材の根太を入れ、中間に塚を1つ設けました。(捨て貼り用の板は12ミリ・仕上げ用の板は15ミリ)
根太の位置がわからなくなる前にテープで印をつけておきます。コンパネ12ミリを乗せて、テープの位置から墨を打って、スクリュー釘で止めていきました。
コンパネと根太をボンドで止めてしまう方もいるようですが、後々のメンテの時に全てくっ付いていると全て撤去となるのは大変なので、私は根太と捨て板との接着にボンドは使いません。それに、木は収縮しますから、自由に暴れさせてあげられます。
仕上げ用のフローリングはチーク材の合板です。とても硬く、防水性に優れています。船の甲板に使われている物と同じですね。
新しいフローリングを一枚一枚専用のボンドを塗って(ここではボンドは使います)、スクリュー釘で30㎝間隔で止めていきます。
全て張り終わったら、脇の隙間をボンドコークで補修。そして、ガラス枠等を戻したら、最終仕上げのワックスを塗ります。
やっぱり2枚貼りは頑丈でいいよね~。。。本日の作業、7時間でした。(材料の方が高かった~)