石油ストーブのダイヤルが硬くて仕方ない。直して欲しい。という依頼を受けました。
電極の線を外し、ナット3個も外します。ダイヤル上にあるネジを外したら、筒をそっと持ち上げて、脇に置きます。
ダイヤル金具をペンチで掴み、手前に引っ張るようにしながら、筒を時計廻れり回していくと、つつが外れます。はずした芯がこちら。この状態で判断すると、石油の中に水分が混じっていて、その水分が錆びを発生させ、筒の滑りを悪くしていたと思われます。芯に水分が入り、寒い時に凍結すると、芯は硬くなるんです。
新しい芯をいれて、同じ手順で元に戻したら、スムーズに動き、石油を入れて完成です。所要時間1~2時間以内。