コンプレッサーの修理

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昭和45年製メイジNM220-4、0.4kwコンプレッサーのモーターがいつまでたっても止まらない。

なんとか治して。という依頼をうけました。

まずは、本体の油を落とすための洗浄から入ります。

そして、基本的なクリーナー(エアークリーナー)の洗浄から入ります。

エアークリーナーは、紙を何枚にも重ねたフィルターのようで、湿気のためブヨブヨになっていて使い物になりません。2サイクルバイクのスポンジフィルターを使って、代用することにしました。

私の予想だと、このコンプレッサーは、圧を上げるためにモーターはいつも回転していて、圧が一定の域に達したらコンプレッサーが止まり、圧が下がったらコンプレッサーが圧力をかけるタイプだと思われます。なのでモーターは常に回転しているものと思われます。圧の調整は弁によって自動調整できるようになっているタイプなんですが・・・

とりあえず、タンクの水抜きから始まり、全ての弁の分解とグリスアップ。そして、圧力漏れの有無を確認。電気入れてスタート~。

気圧調整良し、一定の圧力維持良し、回転良し、異音無し、弁の調整(戻り具合)良し。

コンプレッサーの回転中に暖まったらオイルを交換します。約500ccほど入るこの機械、抜いてみると200ccくらいしか出てきませんでした。そしてまっ黒のドロドロ。

きれいに抜けることはないようなので、しばらくキャップを外してオイルをぬきます。新しいオイルを入れて、30分ほど回転させたら、再びオイルを抜いて捨てます。3回くらい繰り返します。

2ℓくらい使ったら、とても綺麗なオイルで回転しています。そして音も静かになりました。とりあえず、オイル交換完了。

次は電気配線を新品に取り換えます。

スイッチを本体に取り付けて、外部用コードに変更しました。

VベルトもA-51というタイプの物をホームセンターで購入(800円以内です)。ベルトガイドをワイヤーブラシで掃除して、ベルトグリスを塗ってV

ベルトを取り付け。これで全て完了。エアー漏れもなくも「ポコ、ペコ、ポコ、ペコ」と圧縮機の音を出しながら回転するこの機械、まだまだ使えます。

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