浴室タイルの目地入れと床張り替え作業

浴室の隅のコーキングが汚いので、綺麗にしてほしい。という依頼があり、早速調べてみることにいたしました。切り付け部に塗られたコーキングはかなり汚れています。何度も重ね塗りをしたんでしょう。

床にカッターを置いてみたら・・・・・タイルが浮いている。。。「お客さん、タイルがかなり浮いているけど、どうします?」って。

ここから大掛かりな工事の開始となりました。

浮いているタイルを剥がし、下地を洗浄。結構泥系統の汚れが溜まっていました。

壁のタイルは、目地がスカスカ。長年の洗浄で部分的に目地が解けてしまってありません。全部なくなっていないのが、厄介なことです。

まずは、床と並行して、壁の目地入れから作業開始・ほとんど黒といった目地材ですね。

タイルの剥がれた土間と残ったタイル部に、カチオン系のモルタルを薄く塗ります。まずは下地の下地作りからです。土間が乾いてから樹脂入りモルタルで勾配の取り直し。土間が硬化・乾燥する間、コーキングをしていきます。

残すところは床のタイルのみ。すべての切り合わせを終わらせたタイルを貼っていきます。張りながらネット紙を濡らして剥がし、後日目地を入れて拭き取れば完了です。

簡単に書きましたが、作業期間は2週間です。作業のない日もありますが、その間、お客様は毎日温泉通いとなりました。

浴室ってとっても時間とお金がかかるんですよ~。。。

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