掃除が終わり3日ほど経ちました。十分に乾燥しています。

さて、これで仕上げ塗り。。。ということではありません。まず、壁にひび割れがないかを確認します。乾燥した壁はひび割れを発見するにはちょうどいいからです。まぁ、もっといいのは、一度水を塗るとヒビはがはっきり見えますね。そういったヒビを発見したら、ひび割れ専用のテープを張ります。四国化成のJソフトファイバーテープ を使い、ヒビをこれ以上大きくさせない、仕上げ材でヒビがある事を直してしまう。という補助材です。色々なところで使われているガラス繊維の材料ですね。

今回、ここの壁は一つもヒビがありませんでした。剥がしてみないとわからない。ヒビがあった時の施工の事もお客様に最初から話しておかないといけませんね。「あの~、ヒビがいっぱいあるので、追加工事で〇〇円が増えました」。なんて言ったら、途中でやめられないし、詐欺にあったのかもしれないと、思われても仕方ありませんのでね。

綺麗な下地です。さーーて、いよいよ塗るぞぉ~。

新しい壁材です。四国化成の「金屏風」。仕上がりは砂っぽい壁ですが、固まると簡単に剥がれません。仕上げ材料の名称は色々ありますが、これは「砂壁」という部類に入ります。

和室内の壁には、緑系統のKBB-12(金糸入り)を塗ります。床の間にはKBB-15(金粉入り)を塗ります。まぁ~なんと高価な材料でしょう。

左官屋にも色々います。しっかりと養生する方。ほどほどにする方。全くしない方。私の場合、ほどほどに養生する。という感じでしょうか。今回の木部周りは養生しません。チリ刷毛のみです。なんで?で聞かれましたか? はい、私、材料落とさないんです。それとそれほど汚さないので。。。塗ったら、すぐにチリ掃除して、いくらか乾くのを待つタイプです。

待ちに待った材料が届きました。注文してから1週間。今後は、配達期間も考慮しないと、工期に狂いが出てしまう~。。

1袋3.3㎡の材料を練るのに、水1.8リットルとありますが、2リットルは必要です。結構硬いので塗りづらいですね。最初に混和剤を投入、続いて金糸を入れ一度攪拌します。その後に、塗り壁の元「金屏風」を投入。攪拌する事15分。練れていればいいのではなく、攪拌の時間が長いと、塗るときに滑りがよく、綺麗に塗れるんです。そして、30分ほど放置します。

材料を放置している間に、塗る壁にシーラーを塗ります。接着効果と、吸水性を防ぐためです。壁が乾いているところに、いきなり塗ると材料は水を吸われてしまい、カチッと固まるように張り付いてしまいます。そうなると剥がさないと撫でることもできません。ということです。

この日は午後から暑い中、3袋約10㎡だけ塗りました。この日の仕上がり具合は濡れているため肌はみえませんが、明日になったらはっきりと見える事と思います。

いよいよ最後の床の間仕上げです。金屏風KBB-15です。床の間の壁面積でいうと、全部で13㎡です。なので4袋あれば、少しおつりがくるくらいでしょう。

ここでは載せていませんが、床の間が2つあるので、その面積も含めています。

それにしてもなんと綺麗な壁でしょう。左官屋として、こんなにいい仕事が出来たのも、材料が良かったから。。。と本音で言えます。。

ひび割れ防止テープ  四国化成 Jソフトファイバーテープ

仕上げ材       四国化成 砂壁 金屏風