外置き洗濯機の凍結防止対策

我が家には室内に設置する洗濯機置き場というものはありません。なので、給排水設備をテラスに設け、凍結防止策として二槽式洗濯機を住み始めたころから使っておりました。

しかし、真冬時の洗濯はとても寒く、すすぎから脱水のときもいちいち手作業で行うというとても昭和な生活を行ってきました。

数年前、便利屋のお客様から、ほとんど新品の全自動洗濯を下取りしてからというもの、ほんの少しの贅沢にいつも楽しみながら、また喜びながら洗濯していました。

そんな全自動だって凍結はします。使用後は電源を入れて「行程」で「脱水」を選択し、スタートさせます。10秒くらいで下のほうから「カチッ」と音がしたら電源を切ります。そうしないと全自動の下の排水に水が残っていて、その部分が凍結してしまうからなんです。その点、二槽式は簡単な構造なので、排水というダイヤルにしておけば、完全に抜けますよね。

下回りだけが大切なのではありません。もちろん給水も大事なんですよ。水道管は止水栓付きの物を使います。ここが凍ったら、洗濯はできないですからね。

続いて、給水の取り込み口です。ここも分解して水は抜きます。ここも大事なんですよ。口はプラスチックなので、凍結すると割れます。凍っているために、無理に回そうとすると全部壊れるんです。なので、それほど熱くないお湯をかけたり、ホースの先端からお湯を入れたり、と苦労するんです。

給水口はそれほど難しいことはありません。外していくと、網目の物(ストレーナー)と給水止めがあります。すべて取り除いたら、電源を入れ、普通にスタートさせます。そうすると洗濯機内の給水口が開きます。そこで電源を切ります。そしたら、給水口のところを息をふきかけて水を下に飛ばし水をほとんどなくします。ストローとかが便利かもしれません。終わったらストレーナーと給水止めを元に戻して、ホースを取り付けて凍結防止完了です。最後は脱水仕舞いにします。こうして仕舞いにしないと次の朝は使えないんです。まぁ、毎日マイナス温度になるようなときは、全自動洗濯機は休眠ですかね。

二槽式はホースから直接給水なので、この心配はありません。

うちにはその他、狩猟で獲った獣の毛皮を洗う二槽式洗濯機があります。全自動の洗濯機もいいけど、二槽式ってシンプルでいいよね。槽の掃除が楽だし。

ちなみに、水道管から洗濯機やトイレ、ボイラー、湯沸かし器につながっている接続部分には必ずストレーナーがあります。ゴミを機器に入れないための部品なんです。長期不在にするときに、水道管を止めた場合に起る現象は、水道管の中の苔が増殖したりすることと、管の中の錆が通水させたときにストレーナーにひっかかったりすることで機器の性能を悪くします。トイレの水が出なくなった・洗濯機に水が入らないとかいう現象です。そんなときはスパナがあれば解決できますので、慌てずに元栓を閉めて、ストレーナーを掃除してみましょう。

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