11月15日より銃猟解禁となってから、やっと銃猟に行くことができました。色々な猟師の話だと、今年は鹿が少なく、猪が多いということです。

では、早速地元の山の中に入ることにいたします。日の出の時間より少し遅くの8時から入山です。この時間、鹿や猪は広大な山の中でも黒木の下に隠れていることが多いので、黒木の林の下から攻めていくことにいたします。黒木というのは、杉やヒノキなどの葉が落ちない日陰のような林ということです。奴らはそういう場所をねぐらにしているんですよ。

装備は、折りたたみ椅子、食材、飲み物、ナイフ、弾、ティッシュ、ロープ、そんなものですかね。

山に入るときは、目的地にザクザクと足音を立てては歩きません。獣道はなるべく避けて、ゆっくりと、15メートルくらい歩いては止まり、呼吸を忍ばせて30秒ほど休んでから歩いて行きます。なので汗はかきません。鹿は音に敏感です。そして、獣道を別の生き物が歩くことも嫌います。やつらは変な音がすると体を横にしたまま、こちらを向きます。そして、やつらもそのまま動きません。なので、どちらが先に相手を見つけるかが大事なんです。幸い、200メートル先の獣を見つけるのは私のほうが早いみたいです。あと、林の中で静かにしていると獣の歩く音が聞こえます。鹿は「トントン・カサカサ」という2つです。猪は「ザッザッ・ドドドド・ガサガサ」という音が聞こえます。

銃の装弾数は3発。でも、いつでも撃てるようにしてはいけません。転んだり、誤って引き金に触れて暴発したりします。安全装置なんか役にたちません。獲物を発見した時は、遠くからでも暫く見ています。確実に獲物だと判断してからゆっくりと一息ついて、弾をこめて、近寄っていきます。3発の他、次の弾が出せるように、ガンベルトに弾を抜きやすくしておき、100メートルのところまできたら撃ちます。スコープは10倍なので100メートルの距離でも直径30センチの中に撃てる自信はあります。当然ですが、撃つ前は獲物の後ろはどうなっているのかまで確認する余裕はもっておきます。

本日の獲物は雄の鹿。体重100キロはあると思います。大きな角でした。軽トラに乗せるにもかなり苦労しました。こんな時はウインチが欲しくなります。

さーーて、この鹿からかなりの肉がとれそうですが、内臓取り出し・水洗い・解体・不要物廃棄(穴埋め)・部位の真空パック・冷凍。ここまでするのに半日はたっぷりかかります。これが猟より疲れるんですよね~。。