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ワナで獲った若い雌の鹿を大事にいただくことにいたします。最近では放射能が心配だから地元の方は食べてもくれませんが、私は食べる・毛皮・角・足等を大事に利用できるように努力しています。

まずは、綺麗に皮を剥いでいき、剥ぎ取った皮はなめし専用に用意した二層式の洗濯機でよ~く洗います。毛についた虫や土、血、脂を洗い落とすためです。

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洗った皮は、少し乾燥させるために干します。

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皮の裏表が乾いたら、ネットで買った生ミョウバンを生々しい皮膚面に万遍なく巻きます。皮膚面には水分があるので、生ミョウバンと反応して脂を固形化してくれます。生ミョウバンは画家が使うことが多く、そういった専門店で購入することができます。

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素手で触っても問題はありません。パラパラと撒いていきます。

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ミョウバン撒きが終わったら、新聞にくるんでいき、自然に乾燥するのを待ちます。私の家は湿度もあり、とても寒いので2か月の間放置することにしました。

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2か月後開封してみると、赤身のあった部分は無くなり、黒い斑点が多数。。。カビですね。でも、使えないことはありません。後で染めればいいし、座布団にしてしまえば隠れてしまうし。。。次の作業は、皮膚面に付いているミョウバンを丁寧に取り、再利用するために小型のジブロックに入れて水分をとばして保管いたします。

この状態で板に張り付け、乾かしながら皮をのばしていく作業に入ります。

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じっくりと乾燥させること2か月、最後の作業として裏の革の部分をよくもんで、毛皮のゴミをとるように手ですいていきます。そして、仕上げは毛皮用のオイルか、ミンクオイルを手に塗って、その手で毛皮をなでまわし、毛をすいていきます。これで毛はふわっと立ち、普通に利用できるようになりました。さーーて、これを何に使おうかな。。。