イタリア大使館別荘

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中禅寺湖の畔に「イタリア大使館別荘」があるということは、言われなくても知ってるよ~。。。という方以外の方のために、少しだけ説明させていただきます。

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この建物の創設は1928年(昭和3年)、アメリカ人アントニン・レーモンドの設計により中禅寺湖畔に建設されました。当時の日光には中禅寺湖畔に各国の大使館別荘があり、「夏には外務省が日光へ移る」といわれた時代でした。そして、この建物は1997年(平成9年)まで歴代イタリア大使が使用していました。

その後は栃木県がこの建物を買い取り、修理と復元を行って一般公開したという訳です。建物は本邸と副邸の2棟からなります。本邸はリビング・テラス・寝室があり、家具・寝具・暖炉・調度品が展示されています。副邸は、往時の歴史を紹介する国際避暑地歴史館として整備されました。内装と外装は共にスギの皮で装飾され、壁や天井に多様な装飾がなされています。

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1階の奥には、喫茶、小物売り場コーナーもあります。まぁ6人も入ればいっぱいになってしまうくらいの休憩場もあります。小物売り場コーナーで、上の写真(ダイニングは再現物であります)は休憩場ではありません。

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入り口のところに、募金箱があります。この施設は「無料」なので、せめて長く保存してもらいたいと思い、募金はさせていただきました。

この建物の周辺には小道や橋、桟橋がありますが、痛みも激しいので、桟橋には立ち入り禁止の表示がされています。中には、無視して上がるかたもいますが、見つけた時は、しっかりと注意してさしあげましょう。。。

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